Vol.3 6月、あれから10年です
自営業の右も左も判らない赤子同然の開店騒動の1999年6月から10年経ちました。
身近な方の中に、この10年の軌道を「あっぱれ」とほめてくれる方もいられますが、
10年も商売してきた実感はないのです。
ただ日々積み重ねてきただけの様な気がして、良い事なのか、停滞しているのか判らないのです。
初めての自営で、この間に一番感じることが多かったのは、自営の辛さと快感!
思うように時間配分が出来ない辛さ(客商売なので当然なのですが)と、自分の発想を形にして
製品化、売り出せる喜びは、かなりポイントが高い快感です。
新開発中のトキメキや期待感は、胸がキュンと締めつけられるような緊張感と、普通にしていても
顔がほころんでしまうような嬉しさとがあり、充実した精神衛生が生まれるのです。
まして、それが好評なら、自分の心が急に強くなったような幸せ気分になります。
単純です(笑)
そんな訳で、餃子も開店当初から今日までだいぶ変化しています。ひとくち餃子の型は不変ですが、
種類が増えたり、減ったり。新商品が出て、旧商品の姿が消えたり・・・、
期間限定の餃子の企画品が登場したり・・・。を繰り返しています。
とはいえ、基本はパリ餃子(ノーマル餃子)。迷いや疑問にぶつかると、ここに戻ります。
コクを加える。素材を変化させる。製法を見直す。etc・・・
試行錯誤してきましたが、振り返ると小さな積み重ねが3年位で大きく変化してきました。
そして、今の味になって3年、自信をもって創作ひとくち餃子を販売していますが、
又そろそろ変化がくるのでしょうかね。
あのドキドキ感と一緒に・・・。
ー2009年6月 森岡悦子









