天手鼓舞の歴史
Vol.1 主婦の開業
家事やパートで過ごす普通のおばさん日常からの脱出願望が、30代後半から潜在的にありました。両親の看護、介護もあり、何か楽しそうなことを考えなくてはつぶされてしまいそうな時期だったのでしょう。そう夢を見ることで、現状から息抜きをしていたのです。
いつか機会があったら、家庭料理を提供する仕事に携わりたいと夢を胸に持ち続けていました。
50才になったら普通の主婦からチェンジしよう…。
子育てが一段落し、年老いた両親が旅立ち、自分で時間を使えるようになった時、思いが実現出来るチャンスが訪れました。自分の私的環境が整った事が主因です。
しかし、セミナーや本、成功者の話を耳にして、目的、目標に向かって着々と準備。
知識、経験、人脈を積み重ねていった成功者の緻密さの重要性を知り、己の浅知恵に撃沈しました。
何をどうすれば形になっていくのか?余りにも漠然として熱意だけでは進みません。
惣菜店を…。弁当店を…。料理店を…。発想はあっても絞り込むことが困難。
まず自分が何を出来るか技量の問題もあります。プロとしてお客様に代金をいただける商品の開発、創作は出来るのか…。
仕事場を探しに出掛けた不動産屋さんで、3時間延々とお説教(?)されました。
「3ヶ月で閉める様な商売だ!止めろ」と。熱く親切に説得してくれました。(あの時の不動産会社社長さん、ありがとうございました)
でも、火に油を注ぐ様になってしまいました。恋愛と同じで思いが上昇気運の時の逆風は更なるエネルギーになって、恋を進行させてしまうのです。
そして1999年4月末から工事し、6月開店してしまいました。無謀にもです。
なぜ餃子店にしたのか? オリジナル餃子を和風に創作した理由は?の話は次回以降
ー2009年4月 森岡悦子









